文系OLが統計検定2級に合格するまで
自己採点結果からするにおそらく合格点ぎりぎりですが、統計検定2級に合格しました。
統計検定を受けたきっかけ
- 作者: 西内啓
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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統計検定2級にむけて、どのように勉強したか
まずは統計の基本概念
勉強を始めるにあたり、そもそも統計って言葉はよく聞くけれども実際は何を意味しているのか、どんなことができるようになるのか。ということを理解する必要があります。
わたしが勉強を始めた頃に読んでよかった本は、
非常にわかりやすく書かれています。いきなり数式まみれの書籍に触れるとアレルギー反応を示してしまうという方にはとてもオススメ。イメージしやすい文で書かれています。
- 作者: 小島寛之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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導入本としてわりと有名だったので買ってみました。これ1冊で概念がつかめるかというと個人的には微妙だと思いますが、他の本と合わせて、理解の確認として読むのはありだと思います。あと、マンガなので外で読むのはちょっと恥ずかしい。
少しずつ演習
統計検定の試験は、問題文を読み、適切な推定方法・検定方法を特定し、実際に推定・検定を行う、といった内容がメインになってきます。そして、検定部分は公式と電卓をゴリゴリ使った計算が必要なので、演習が必須。
私が使っていたのはこちら。
確率〜分布(二項分布・ポアソン分布・正規分布)〜母平均・母標準偏差の推定方法〜相関分析〜回帰分析あたりが載っています。推定方法のまとめが非常に分かりやすく、試験当日まで参照していました。索引がないのがちょっと残念。
『統計学入門(基礎統計学)』(東京大学教養学部統計学教室)東京大学出版会
こちらは王道ですね。全部隅から隅まで読む体力はなかったのですが、辞書的に使っていました。過去問を解くときなど、傍にあると復習しやすいです。知識系の問題をカバーするにはこれを読み込んでおく必要があるのかと。
- 作者: 東京大学教養学部統計学教室
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1991/07/09
- メディア: 単行本
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一番重要なのは過去問
すべての試験に共通することですが、何はともあれ過去問を解いて知っておくことが最重要です。
特に統計検定2級は、通常の本には載っていない(と思う)箱ひげ図の問題がよく出るので、慣れておいたほうが良いです。
感覚的に、2011、2012年あたりの問題のほうが難しく、最近になるほど簡単になっています。時間があれば、全て解くことをお勧めしますが、なければ2014年以降でも十分だと思います。
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2012〜2014年]
- 作者: 日本統計学会
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2015/03/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2011〜2013年]
- 作者: 日本統計学会
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2014/05/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さいごに
皆さんの参考になったかわかりませんが、、、合格した人の一例として読んでいただければ幸いです。個人的な助言でいえば、私のように確率の問題に悩んで時間を使ってしまわないよう、確率はちゃんと理解して使えるようになっておいたほうが良いです・・・
以上!